動画配信サービス特別サイトへのご案内
🕑 Added 2022-10-10 05:27:55 +0000 UTC
始まりは、タブレットのアプリで受信した一通のメールからだった。
普段良く使っている動画サイトからのありふれた広告のようなメール。
普段なら、開きもせずに削除してしまうそんなメールを、そのとき私はなぜだか開いて、そこに書かれていた案内文に目を通していた。
曰く、長期間の登録への感謝として、特設サイトの紹介する、ということらしい。
どうやらスパムの類でもなさそうだったので、普段ストリーミングで見ているAVの類が、ちょっとでも割引になってるんなら、と思った私は、気軽にメールに貼り付けてあったリンクを踏み、その先のサイトへ登録した。
サイトのトップページには、
「あなたが求める最高の動画を手に入れる!」
という文言が歌ってある。
大げさな、と思いつつ、カテゴリー欄からいつものように「レズ」というタグを選んでタップした。
すると、表示されたのは、これまでに見たことのないパッケージばかりだった。
どれとして、いつものサイトでは見たことのないタイトルばかり…
オリジナル物か何かなのかな、と、一瞬考えた。
でも、そのうちの一つをタップして、詳細のページへ移動したところで、私は自分の目を疑った。
「タイムスリップレズー未来の自分に犯されてレズに目覚める私—」
と題されたその作品のパッケージには、毎朝鏡で見る私が二人映し出されていたのだ。
「あなたが未来から来た自分と交わることで性癖を大きく歪められていく過程を記録した映像です」といった旨の煽り文句もある。
一体、なんなの、これ…?
私は思わず、パッケージを拡大して目を凝らす。
しかし、どこをどう見ても、そこに映し出されていたのは私だった。
こんな写真を撮られた記憶はないけど、間違いなく、私だ。
だとしたら…何か、手の込んだ方法で合成でもしたのだろうか?
誰が、なんの目的でこんなことをするのかは分からないけど…でも、そうとしか説明のしようがない。
もし合成か何かだとしたら、どこかにそれと分かる違和感があるはずだ。
たぶん、私はそれがいたずらだと信じたかったのだと思う。
そうと分かれば、警察にでもなんでも相談ができる。
安心したかったのだ。
だから私は、ほんのわずかに戸惑いながらも、動画の再生ボタンをタップした。
映し出されたのは、見たことのない部屋だった。
そこで一人の女性がベッドに座り、スマホを触っている。
肩よりも少し長めの黒髪に、切れ長の釣り目。
ほっそりとした体型の割に、若干主張の強い胸元…
そう、それは私だった。
どういう合成技術を使ってるんだろう…?
そんなことを思っていると、不意に画面に何かが輝くような演出が映り、次の瞬間、ベッドに座っていた私の背後に、もう一人の私が姿を現した。
そして、目の前にいたもう一人の私を無理やりベッドに押し倒す。
何が起こったのかが分からない様子の私は、抵抗を見せる間もなく組み敷かれ、私に唇を奪われてしまった。
「んんっ!?んんん!」
組み敷かれた私はそんな声を上げながらようやく抵抗を試みようと身を動かす。
しかし、がっちりを体を抑えられて、上に折り重なるようにしている方の私を振り払えずにいた。
プハッと声を漏らせて、二人の唇が離れる。
「はぁ、はぁ、あ、あなた…なんなの!?」
組み敷かれている私が言う。
「私は、明日のあなただよ」
組み敷いている私は、妖艶な笑みを浮かべながらそう返事した。
「あ、明日の私…?」
「そうだよ、安心して、大丈夫…すぐに気持ち良くなるから…」
怯えた表情を見せる私に、組み敷いている方の私はそう囁くと、再び唇を無理やり奪い、そして耳や首筋に舌を這わせ始める。
「ちょっ!まっ!」
嫌がる私を無視して、組み敷いている私の手がゆっくりと服の中へと伸びていった。
「んんっ!」
組み敷かれている方が息を飲む。
やがてその手は彼女の乳房を捉えると、優しく揉み始めた。
「んんんっ!!」
ビクッと体が震える。
それでも組み敷いている私は手を休めない。
「あっ……んっ、ダメ、やめてっ!」
押さえつけられている私がそう呻くと、組み敷いている私がニタリと笑う。
「いいんだよ、遠慮しなくても……もっと乱れて」
「い、イヤ!んんっ」
「強情だなぁ」
「ひゃうっ」
組み敷いていた私がそう言って、今度は乳首を摘まむ。
「ほら、ここ、固くなってる」
「そ、そんなことない、んんっ」
「嘘つきだね、本当は気持ち良いんでしょ?正直になりなよ」
「ち、違うってば!」
「じゃあ、これはなにかな?」
組み敷いている私はそう言いながら、もう片方の手で押さえつけられている私の履いていたスエットの中に滑り込ませた。
「んんっ!」
下着の上から優しいタッチで秘所を撫ぜられて、声が漏れた。
「ほーら、やっぱり感じてるじゃん」
「ふぅ……んっ……んんっ」
「我慢しても無駄だって。全部知ってるんだから」
「ど、どうして……こんな……」
「言ったでしょ?私はあなたなんだって」
「そ、そんなの、信じられるわけ……」
「じゃあさ、証拠を見せてあげる」
組み敷いていた私はそう言うと、押さえつけられている私の首筋に吸い付いた。
ほどなくして、唇が離れると、組み敷かれている方の私の首元にキスマークができている。
「ほら、私にもおんなじ所にマークが出て来たでしょ」
みれば、組み敷いていた方の私の首元にも、先ほどまではなかったキスマークが浮かび上がっていた。
「うそ、そんな…」
「私も昨日、未来の私に無茶苦茶にされて…気持ち良かったんだ。だから、あなたにもそうしてあげきゃ」
「いや、そんなの…ダメっ」
組み敷かれている方は、なんとか逃れようと身を捩るが、その抵抗は空しく終わる。
「往生際が悪いなぁ。素直になって楽になろう?」
組み敷いている方が再び、首元に顔を埋め、強く吸った。
「んっ!!痛っ!」
「あぁごめんね、ちょっと強かった?」
組み敷いている方がそう謝りながらも、また同じように首筋に吸い付く。
「んんっ!んんっ!」
組み敷かれている私が声を上げて抵抗するも、組み敷いている私が首筋に次々と痕を付けていく。
そして、組み敷いている私の首元にも同じ場所に同じ痕が残った。
「これで分かったよね?私は私。あなた自身なんだよ」
「う、嘘、そんなの……そんなこと、あるわけが…」
組み敷かれている私は、必死に抵抗する。
しかし、組み敷いている私は、その抵抗をあざ笑うかのように、胸への愛撫を再開した。
「や、止めてっ」
「大丈夫、今日はたっぷり可愛がってあげるからさ…」
組み敷いている私はそう言うと、私をうつ伏せに押し倒し、そしてその上に覆い被さるように抱きついた。
背後から手を伸ばしてもう一人の私の乳房を掴むと、そのまま揉み始める。
「や、やめてっ!」
「本当にやめて欲しいなら、力づくで振り払えばいいじゃない」
「えっ……」
組み敷かれている私の力が緩む。
「ほら、早くしないと、このまま揉み続けるよ?」
組み敷いている私の手が動くたびに、私の乳房は形を変えていった。
「くっ……んっ……」
「あれれ、どうしたのかな?随分とおとなしいけど」
「う、うるさい!」
「イヤがってるのは口なんだねぇ?体は正直だよ」
組み敷かれている私をからかいながら、組み敷いている彼女は執拗に乳房を攻め立てる。
「んんっ……くっ……」
「ねぇ、いつまで我慢するの?気持ち良いんでしょ?」
「ち、違う、気持ち良くなんか…っ」
「ふーん、そう……じゃあこれは何だろうなぁ」
組み敷いている私の手が、スエットの中へと侵入し、直接秘所に触れる。
「んんっ!」
「ほらほら、どんどん濡れてきちゃうね」
「ち、違う!これは違うの!」
「へぇ、じゃあなんでこんなに濡れてるのかな?」
組み敷いている私は、わざと音を立てながら指を動かす。
「あっ、くぅっ……んんっ」
「ほら、気持ち良いんでしょ?」
「違う…違うのっ…あぁっ」
「違わないってば。ほら、気持ち良いでしょ?もっと触って欲しくない…?」
「くぅっ…んんっ、はぁっ…!」
組み敷いている私はさらに激しく秘所を攻め立てた。
もう一方の私の喘ぎ声も大きくなっていく。
「ほら、そろそろ限界でしょ?」
「違っ…気持ち良くなんかっ…あっ…んんっ!」
「素直になりなって、ほらほら」
「ああぁっ!ダメッ、もう…あぁっ…イヤぁぁぁぁっ!!」
組み敷かれている私の体がビクビクと震えた。
同時に組み敷いている私の手にプシュッと潮が噴き出す。
「はぁ……はぁ……」
組み敷かれている私はぐったりとして動かなくなった。
「気持ち良かったでしょ?認めれば楽になれるよ」
「……」
「まだ足りないのかなぁ……?仕方ない……」
組み敷いていた方の私は体を起こすと、下に押さえつけていた私が履いていたスエットに手をかける。
私はそこで画面をタップし、動画の再生を止めた。
いったい、何なのこれ…?
本当にわけが分からない…
二人の私に特別な違和感は感じられない。
でも、合成じゃないとしたら、なに…?
私が二人いるはずなんてない。
こんなAVみたいなことをした覚えもない。
出てきている部屋だって、本当にまったく知らない場所だ。
…いや、私のはずがない…
合成だ、やっぱりそうに決まってる…!
私は揺らぎそうになった自分を何とか立て直した。
そして、別の動画をタップする。
今度こそ動画のトリックを見つけ出さなければ。
こんなこと、合成以外にありえるはずがないんだ。
次のタイトルは、「ノンケ同士の初レズ撮り下ろし」だ。
詳細なんて見ても無駄だろう。
私は動画の再生ボタンをタップする。
映し出されたのは、学校の教室のような場所で、セーラー服に身を包み、黒髪をポニーテールに結んだ私が二人、互いの体に腕を回して向き合っていた。
「へへへ、なんか、ドキドキしちゃうね…」
「うん…初めてレズエッチするのが自分なんて…」
「ね、変な感じ……」
「うん…じゃぁ、チュー、する?」
「ん、してみよっか…」
制服姿の私達は、ゆっくりと唇を重ねた。
「んっ……」
そして舌を絡め合い、互いに唾液を交換していく。
「ちゅっ……ぷはっ……」
「はぁ……はぁ……」
やがて二人は顔を離すと、見つめ合った。
二人の視線が絡み合う。
「ね、触りっこしようよ」
「いいよ」
制服姿の私達が、お互いの胸を愛撫し始める。
「んっ……」
「はぁ……」
しばらくすると、片方の私のスカートの中にもう片方の手が伸びていき、ショーツ越しに秘所を擦っていく。
「んっ……くぅっ……」
「はぁ……気持ち良いよ……」
「んっ、私もぉ……」
制服の上からの刺激だけでは物足りなくなってきたのか、画面の中の私達はお互いの服を脱がせ始めた。
「ふっ……んんっ……」
「はぁ……あぁっ……」
上着を脱ぎ捨て、ブラジャーを外すと、綺麗な形の乳房が現れた。
「ねぇ……舐めてもいい?」
「うん……いいよ」
もう一人の私の乳首を口に含む。
「あんっ……くぅっ」
私はもう一人の私の乳首を舌先で舐め、吸い付いて、時折甘噛みもして、ねっとりと愛撫を続けた。
そのたびに、もう一人の私からはくぐもった喘ぎ声が漏れる。
「んっ……くぅっ……はぁっ……!」
「はぁ……はぁ……どう?気持ち良い?」
「う、んっ……すごく……気持ち……良いっ……あっ!」
「はぁ……はぁ……可愛い……ねえ、私にもして…?」
「はぁ…はぁ、うん」
もう一人の私は言われた通り、私の乳首に舌を這わせる。
「んっ……あっ……!」
舌先で乳首を擦られる度に、喘ぎ声をあげて体をビクビクと震わせた。
しかし、それでヒートアップしたのか、私はそのままもう一人の私と床に寝転がると、横倒しになって互いの乳首に吸い付く。
「んんっ!……んぐっ…はぁっ!」
「はぁ……んぐっ、んんっ!」
互いの乳首を含んだ口の中に、喉の奥を鳴らすような喘ぎ声が鳴る。
二人は互いの体を抱き寄せながら、夢中で相手の胸にしゃぶりついた。
やがて二人は体勢を移しながら、舌を胸からお腹、そして秘所へと向かわせる。
遂には、シックスナインの体位になって、お互いの秘所に吸い付いた。
「んっ……じゅぶぶっ……はぁ……はぁ……」
「んむっ……んんっ……はぁ……はぁ……」
動画の冒頭の様子とは比べ物にならないくらいに興奮した様子の二人は、無我夢中で互いの秘所を舐めまわしている。
画面越しに見ているだけの私の体まで熱くなってしまっていた。
二人の私が、互いのクリトリスに吸い付きながら、互いの膣内に指を突きこんでかき回しはじめる。
スピーカーから、ジュルジュルといやらしい音が漏れ出した。
「あぁっ!イクッ、イッちゃうっ!!」
「ああぁぁっ!!だめぇっ、ダメェっ!!!」
次の瞬間、二人とも全身を大きく痙攣させる。
「んっ…んんっ…んぐっ…」
「んっ…んぐっ…んんっ…」
それでも二人は、互いのクリトリスから口を離すことはなかった。
絶頂を迎えて敏感なはずのクリトリスと秘所を、二人はさらに激しく刺激し始める。
私はそこで画面をタップし、動画を止めた。
いや。
いやいやいやいや。
なにこれ。
なんなのこれ。
あんまりにも違和感がなさすぎる。
いや、それどころか、動画に出てくる二人の私の右足の内股には、ちっちゃなホクロがしっかりと付いていた。
位置も大きさも、私のものと少しも違わないように見えた。
そんなところにホクロがあるなんて、ちょっとやそっとで知られることじゃない。
合成にしては、出演している二人は、あまりにも「私」だった。
そんな二人の「私」達が、タブレットの中で乱れに乱れて喘いでいる。
合成かどうかとか、もうそれどころじゃない。
熱を持った私のアソコと、ピンクに染まった脳みそが限界だ。
私は、タブレットを操作して、別の動画をタップした。
タイトルは「帰宅したらオナニーに熱中している自分がいた件」だ。
テロップが消えて、動画が始まる。
舞台はどうやら、室内のようだ。
見覚えのある家具や荷物なんかが置かれている。
お風呂に入るときに洗濯カゴに放り込もうと思っている着古した部屋着が放置してあるところまで、そっくりそのまま、私の部屋だ。
その部屋には、ベッドに寝転びタブレットを覗き込んでいる私が居た。
私は履いていたスエットを膝まで下げ、恍惚とした表情で股間をまさぐっている。
すでに秘所は愛液まみれで、柔らかく解れていた。
軽く押し当てた中指の先が、膣内へとぬるりと滑る。
ただただ刺激を求めていた私は、迷うことなく指を折り曲げて一番敏感な部分に触れた。
それだけで、全身に快感が迸る。
「ふぅっ……!ああっ……!」
思わず声が漏れた。
けど、足りない。
もっと強い刺激を求めて、薬指も膣内に挿し入れる。
「んっ……くぁぁあっ!」
指を二本入れただけなのに今まで感じたことのないくらいの快感が駆け抜けて、それだけで頭が真っ赤に充血したような感覚だった。
中指と薬指の腹でゆっくりと内側を撫でながら、親指でクリトリスを押し潰す。
「はぁっ!ああっ……!ひぃいっ!」
とたんに突き抜けるような刺激に体が跳ね上がり、思いがけずに声が上ずった。
一層の刺激を求めて、私は三本の指で私を弄ぶ。
タブレットの中の私は淫らに自分を慰めながら、蕩けた表情でタブレットを見つめていた。
その姿がさらに私を欲情させる。
自分のオナニーを見てここまで興奮するなんて、私はとんだ変態だ。
でも、快感を求める体は止まらない。
タブレットの中の私は、指をいっそう激しく動かし始める。
それを見て興奮が高まった私も、同じように指を激しく動かした。
指の腹が膣内を擦り、クリトリスの薄い皮膜をめくり上げる度に、快感が波のように押し寄せる。
そしてその快感は、ついには私のコントロールを超えて一気に脳へと流れ込んだ。
「はぁっ!んんんっ!イクッ、イッちゃうっ!!」
強烈な快感の波に全身が震えて、頭の中がチカチカと明滅する。
視界に映るタブレットの向こう側でも、絶頂を迎えた私が大きく体を仰け反らせて、痙攣していた。
「あぁっ!んんっ!あっ!あっ!あっ!」
そう声をあげているのは、私か、タブレットのスピーカーか。
タブレットの中の私は、快楽で蕩けた表情で、画面越しに私を見つめている。
いや、私がタブレットを見つめているのか。
そんなことすらはっきりと認識できないほどに私は快感に飲み込まれ、体を震わせながら絶頂の余韻に浸っているとていた。
不意に部屋の扉が開く音が聞こえてきた。
聞こえて来たのは、スピーカーからだったのか、キッチンに繋がる扉からだったのか。
答えは簡単、どちらからも、だった。
人の気配を感じて顔をあげた私の視界に飛び込んできたのは、肩よりも少し長めの黒髪に、切れ長の釣り目で、ほっそりとした体型の割に、若干主張の強い胸元をした女性。
そう、それは私だった。
部屋に入って来た私は、頬を真っ赤に染めて、ワナワナと体を震わせながら私に視線を送っている。
着ているシャツの胸元ははだけ、ショーツすら履いていない下半身には、愛液が滴っていた。
「帰宅したらオナニーに熱中している自分がいた件」。
ふと、私は今タブレットに映し出されている動画のタイトルを思い出す。
なるほど、オナニーをしていた私がいる部屋に帰宅したのが、目の前にいる私、ということなんだろう。
私はそれを怖いとも思わず、AVらしい次の展開を思い描いて、もう一人の私に向かって足を開いて見せた。
「ねぇ、まだ足りないの…」
そう言うと、目の前の私がごくりと生唾を飲み込む。
「お願い…して」
さらに言い募ると、目の前の私は文字通り誘われるようにしてベッドの傍までやってくると、マットレスの上に膝を落として私の体目掛けて這い寄ってきた。
そのまま、私の秘所へと唇を押し付けてくる。
私の柔らかくて熱っぽい舌が、私のクリトリスを包み込んだ。
「んぁあっ!」
そのとたん、弾けるような快感に腰が跳ね上がった。
そんな私の腰に腕を回したもう一人の私は、まるで赤ちゃんが母乳に吸い付くみたいに、私のクリトリスを吸い始める。
吸い上げられるたびに全身がしびれ、息が詰まりそうな感覚さえした。
全身を駆け抜ける快感に、頭の中が染め上げられていく。
「ああっ!いいっ、いいよぉっ、それっ!気持ちいい、もっとぉっ!」
私が喘ぐように叫ぶと、もう一人の私はいっそう強く吸い付いてきた。
同時に膣内に指が入り込んで来て、私の天井を撫で始める。
「あぁっ!はぁっ!んくっ!はぁぁっ!!」
もう、意味のある言葉をしゃべることなんてできなかった。
快感に支配された私は、ただただ突き上げてくる刺激に身悶えする。
二本目の指が入り込んできた膣内を押し広げるように掻き回され、クリトリスを舌で転がされた瞬間、まるで感電でもしたかのように全身が強張った。
「はぁっ!あぁっ!イクッ!またイッちゃうぅっ!」
そう叫ぶのと、もう一人の私にクリトリスを甘噛みされたのは、ほとんど同時だった。
衝撃、としか言いようのない感覚が、全身の神経を伝って脳に打ち込まれる。
「あっ!んっ!はっ…かはっ…!!!!」
もう、喘ぎ声すら出なかった。
快感に溺れ、あらゆる筋肉が痙攣して、声を出すことも、呼吸すらもままならない。
それでも、次から次へと押し寄せる波が私の体を強張らせる。
「はっ…はっ…はぁっ…はぁっ…」
数回だったか、それとも十数回、数十回だったか、波は次第に凪いでいき、全身が弛緩しはじめた。
酸素が肺に入り込み、頭の中で光が明滅するような感覚が薄れて、真っ白になった視界が徐々に戻ってくる。
のそり、動く気配を感じて視線を向けると、もう一人の私が私の上に圧し掛かって来た。
私の唇にもう一人の私の唇が重なる。
もう一人の私の舌は、ネトネトにぬめった私の愛液で満たされていて、濃厚な味がした。
私の唇が離れると、唾液なんだか愛液なんだか分からない液体の橋ができる。
「ねぇ…私も欲しいの…」
私の耳元で、もう一人の私が囁いた。
何かを思っているとすぐに私の眼前に、愛液を滴らせたもう一人の秘所が姿を現す。
もう一人の私は、私の返事も待たずに私の顔の上にまたがると、そのまま腰を下ろしてきた。
ねちょっという感触とともに、私の口元にもう一人の私の秘所が押し付けられる。
鼻先が膣口に滑り込み、しっとりと湿った艶めかしい香りただよう。
舌を伸ばしてクリトリスに這わせると、少ししょっぱい、愛液の味がした。
ゆっくりと舌先を動かし始めると、上から甘い吐息が聞こえてくる。
「はぁっ……あんっ……はぁっ……」
クリトリスを転がすたびにビクビクと腰が震え、さらに愛液が溢れ出す。
私はそんなもう一人の私の反応を見ながら腰に腕を回し、クリトリスに一気に吸い付いた。
「んんっ!?はぁっ…んんんんっ!!」
途端に全身の力が抜けたように、彼女が私の上に折り重なるようにして倒れ込んできた。
次の瞬間、私は再び、腰が反り返るほどの快感を覚える。
彼女が、私のクリトリスに吸い付いてきたからだ。
私のクリトリスを、もう一人の私が舐めまわす。
私ももう一人の私のクリトリスを舐めまわし、舌先で転がし、甘噛みをする。
もう一人の私も私のクリトリスを舌先で弄び、優しく歯を立てて来る。
私達はいつしかお互いの腰を抱え、互いの秘所に吸い付いたまま、ベッドの上に横倒しになっていた。
「んっ…くっ…はぁっ…んくっ…んんっ…はぁっ」
「はぁっ…んんっ…はぁっ…んぐっ…んんっ…はぁっ」
私はもう一人の私と、互いの愛液を啜り合う。
オナニーでは感じられない快感と共に、体を重ねている幸福感が胸の内にあふれ出る。
そんな感覚に囚われていた私は、感情のままにもう一人の私の膣内に指を入れ、中を掻き混ぜた。
もう一人の私の指もまた、私の膣内に侵入してきて、同じように奥まで入り込んだ指で膣壁を擦り上げてくる。
私達はほとんど同時に、背中を仰け反らせた。
それでも互いの秘所からは唇を離さない。
快感で強張る体に抵抗してお互いの腰にしがみつき、懸命にクリトリスに吸い付く。
私が吸い付けば吸い付くほどにもう一人の私からの吸い付きが強くなり、その刺激に耐えるために一層彼女のクリトリスを強く吸う。
タブレットの中の私と自慰をしていたときのように、私と彼女の意志が重なっているようだった。
それどころか、まるで互いが共振して、刺激と快感が増幅されているようにすら感じる。
そしてその刺激と快感に抗うことなんてできるはずもなかった。
頭の中は真っ白になり、もう何がどうなのかも分からない。
ただただもう一人の自分のクリトリスと、彼女から与えられる快感を貪り、貪られる。
そしてついに耐えきれなくなった私は、もう一人の私のクリトリスに歯を立てた。
同時に、彼女も私のクリトリスを噛んでくる。
再び衝撃としか言いようのない快感が、全身を駆け抜けて頭の中心へと打ち込まれた。
「んぐっ!んんんんんんんっっ!!!!」
「んんっ!んぐぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」
ガクンガクンと全身が揺さぶられ、突き抜けてくる快感に脳の中枢から幸福感が弾ける。
その衝撃に耐えようとするほどクリトリスに立てた歯に力がこもり、もう一人の私の刺激となって、それに耐えようとする彼女が私のクリトリスを噛む力が強くなる。
自縄自縛と言っていいいような状態のまま、私達はついに真っ白な快感の中に意識を手放した。
そんな私達が、再生が続けられていたタブレットの動画が終わり、次の動画に遷移していることに気付けるはずはない。
けれど、ぐったりとベッドに沈んだ私達の傍らで煌々と光るタブレットには、
「帰宅したら私と私がベッドで濃厚レズをしていた件」
という続編のタイトルロゴが映し出されていた。