『Flower garden』クロッカス編のプロット公開!
🕑 Added 2018-12-16 11:47:38 +0000 UTC
『Flower garden』とは、今度の冬コミで発売される、メロンブックス様のオリジナルコンテンツです。詳しくは、こちらをどうぞ。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=437961
『Flower garden』に収録される、全5編、5組の男女の初々しい恋愛を描いた短編小説。
それぞれのストーリーは、花言葉をテーマに展開していきます。
クロッカス編 『青春の喜び』
アジサイ編 『移り気』
ヒマワリ編 『崇拝』
カエデ編 『大切な想い出』
プリムラ編 『青春のはじまりと悲しみ』
メロンブックス様のご許可をいただいて、1話目『クロッカス編』のプロットを公開します。
※当然ながら盛大なネタバレになります。ネタバレが嫌な人は、本編を読んでから、お読みくださいませ。
●クロッカス――『青春の喜び』
<主人公>
篠崎信二(しのざきしんじ)
高校1年生。
ちょっとぶっきらぼうな感じの男子。ヤンキーではないが、それっぽく見られる事もある。たぶん、顔がちょっと怖いから。
しかし、実は花に詳しいなど「顔に似合わない」一面も。
バスケ部。
<ヒロイン>
那波春菜(ななみはるな)
高校1年生。同級生。
明るく元気な子(ボーイッシュまでいかない)だけど、実は……。
なんでもスマホのカメラで撮る変な子。
なぜかクラスで友達を作ろうとしない。
身長は平均くらいのイメージ。
髪は肩に届くかどうかくらいの、短すぎない短髪。
<前 編>
入学式の日、裏庭の花壇で出会った女の子。
花壇でまだつぼみの花を撮っているのが不思議で声をかける信二。
「全ての輝く瞬間を写真に残しておきたいのさ!」
「でもまだつぼみだぞ。咲いてから撮れば?」
「それじゃ遅すぎるかもしれない」
クロッカスという花だと教えてあげる主人公。見た目はぶっきらぼうな感じなのに、花に詳しい。意外だと笑われる。
「花言葉は“青春の喜び”か……。ふぅん、まるで私みたいな花だね」
「なんだそれ」
それがきっかけで、仲良くなる。
少し仲のいいクラスメート、くらいの微妙な関係が続く。
彼女はクラスではちょっと浮いている。
明るく人好きするのに、あまり誰かと親しくならない。
そして、やたら写真を撮っている。(スマホで)
「一瞬一瞬がかけがえのない青春の煌めきだから(ドヤ)」
「その調子で撮ってたら、卒業する頃には何万枚になってんだよ。容量足りないだろ」
「ふふふ、そうなる予定なのだよ」(そうなるといいねぇ、かな)
メモリカードの入れ替え方とか分からない機械音痴。
ある時、一緒に自撮りをしたいと言われる。
青春っぽいから。
照れて断る主人公。
「そういうのはクラスの女どもとやれよ」
そういや、女子の親しい友人がいないっぽい。なんでだろう?
<挿絵:一緒に自撮りしようと言ってくる春菜>
自撮りを一緒にできなくて、残念そうな春菜。
その表情が気になる主人公。
翌日から、春菜は学校に来なくなる。
<後 編>
ずっと欠席している事をみんなも不思議に思っている。
実は病弱らしいと知る。
彼女の振るまいの理由が、今なら理解できる。
いつ学校にこられなくなるか分からないから、友達を作らなかったんだろう。
写真をやたら撮ってたのだって……。
自撮りしたいと言われて、照れて断った事を、今更後悔している主人公。
部活の先輩に相談する。
先輩の伝で家を聞く。
(ここで彼女が病気で1年留年してる事を教えてくれてもいいかも)
部活の後、那波に会いに行く信二。
病院の帰りか何かでへばってる春菜を発見する。
負ぶって帰ってやる。
しんみりとした話。
クラスの連中と親しくならないようにしてた事とか。
「なんで俺とは……」
「好きだから……って言ってほしいのかなぁ(ニヤニヤ)」
あの時は不意打ちだったから、つい心を許してしまった。
青春の喜び。私だって恋を夢見てもいいじゃないか。そのためには相手が必要。可能性を感じたい。
「そんな理由でかよ」
ふてくされつつ、ちょっとがっかりする信二。
「そういえばクロッカス、咲いたぞ」
「え、ほんと? 見たい見たい!」
「なら、明日は学校来いよ」
「うん、行く」
負ぶってる状態で、春菜が自撮りをする。ちょうどふたりの顔が寄り添ってるので。
不意打ち。でも悪い気はしない信二。
「あれ、撮れてない。なんで~!」
メモリカードが一杯になってる。
「どんだけ撮ってんだよ!」
新しいメモリカードがないともう撮れない。
「買ってきてやるよ、もっと容量でかいやつ。明日学校でな」
「うん」
クロッカスの花の前で一緒に自撮りしようと約束する。
裏庭の花壇。
クロッカスが咲いている。
新しいメモリカードを買ってきてやった主人公。
でも、彼女はここにいない。
※挿絵は普通なら負ぶって自撮りのシーンだけど、もっと普通にハツラツとしてるシーンが見たいので、前編で自撮りしようと言われて断ってやいやいやってるところか。
以上。
普段書いてる長編のゲームとは書き方が異なりますが、プロットを公開できる貴重な機会でしたので、公開させていただきました。
プロットは本文とは異なります。ストーリーがこのままとは限りませんので、ご注意を。(本編を買って、違いを確かめてみてほしい)
こんな感じのストーリーが全部で5つ。
PCゲームやラノベとはまた違う、紺野アスタが見られます。しかもかなり素に近い作風でやらせていただきました。ゲームの仕事じゃ、これは書けない。
以下、宣伝。
『Flower garden』は5編の短編小説を元にした、10曲の歌からなるコンセプトアルバム(+ドラマCD)です。メロンブックス初のオリジナルコンテンツだそうです。
参加アーティストは、
Ritaさん
片霧烈火さん
サイダーの海 teat.茶太さん
癒月さん
はなさん
超豪華。こちらで、楽曲のサンプルが聴ける動画もありますので、どうぞ。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=437961
ドラマCDのキャストは、
那波春菜:本渡楓さん
古都あづさ:木戸衣吹さん
小山内陽葵:石原夏織さん
香坂いろは:中原麻衣さん
室井冬花:喜多村英梨さん
ウルトラ豪華。
プロットにある春菜のセリフを、本渡楓さんの声で脳内再生してみよう。
こちらで、サンプルボイス聴けます。
https://www.melonbooks.co.jp/special/b/0/special/flower-garden/chara.html
イラストは樋渡りんさん。
リリカルな雰囲気のあるJKイラストを描かれています。今回の作品にぴったり。
https://www.pixiv.net/member.php?id=11047055
冬コミで発売。通販もありますが、会場限定版もあるようなので、要チェックです!
https://www.melonbooks.co.jp/special/b/0/event/20181231_c95/index.html
というわけで、買ってね!