いろはを狙うくすぐり姉妹
🕑 Added 2021-03-11 16:06:45 +0000 UTC
マギウスの翼、組織の名前だけはハッキリしているがその目的はいろは達には分かっていない。魔法少女の解放、とだけ聞かされているが詳細は不明であるため不審な行動を取る彼女たちはいろはややちよ等みかづき荘のメンバーに警戒されているのだ。
そんな組織の一員、天音月咲と月夜は双子の姉妹であった。この2人はなにかと色々な作戦を練るものの何処か詰めが甘いのか最後にはいろは達に敗れてしまうのだ。羽根、と呼ばれる下っ端を引き連れているものの毎度毎度作戦を失敗する連敗続きの彼女たち。今度こそは2人で作戦会議を開催していた。
「どうしよう月夜ちゃん!!」
「どうしましょう月咲ちゃん」
いろは達を陥れるアイデアを出すものの、それの中身を突き詰めていけば粗が見つかる。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるとは言うが失敗続きの彼女達はそろそろ一発くらいは当てないと幹部としての後々の扱いが怖い頃である。
「あの魔法少女達の妨害を受けない作戦が必要だよね〜」
「でもあの人たちはどこから聞きつけるのかすぐ私達の邪魔をしにくるのでございます」
「うーん、言われてみればそうなんだけど」
「もうこれは! 倒すしかないでございます!」
「でも毎回やられてるんだよ?」
「そ、それは……」
今まで散々失敗している2人で話したところで状況は好転するはずもなかった。せめて歳上であり魔法少女歴も長い梓みふゆを連れてくるべきだったと2人の考えは完全にシンクロしていた。
「うーん、1人1人呼び出して倒しちゃう!とか…」
「それでございます!」
ファミレスの机を叩いて月夜が立ち上がる。勢いよく立ち上がったせいか周囲の視線を集めてしまい、悪目立ちをしてしまっていた。
「あ、し、失礼しました」
おずおずと座り直す月夜は月咲の耳元へ顔を寄せて今しがた思いついた作戦を伝える。
はじめは適当に相槌を打っていた月咲だったが、作戦の詳細を聞くごとにその顔つきが変わっていく。
「行けるよ月夜ちゃん!」
「行けますよね月咲ちゃん!
「「ねー」」
2人はこの作戦を確実に成功させるためにとある人物の協力を仰いだ。
マギウスの翼が再び神浜市で暗躍し始めた…
環いろはは単独でウワサの調査を進めていた。何かあればすぐにやちよ達に連絡をするという条件をつけて、他の事情があるみかづき荘のメンバーに先行してとあるウワサに辿り着いていたのだ。
ウワサの内容を把握し、場所も一致している。しかし一向にそこに変化は現れない。
水名神社のウワサに取り掛かった際にも細かな条件があったこともあり、今回もそのパターンなのではないかといろはが出直そうとしたその時。
「あれ…誰かいる…?」
自分から姿を隠すようにして影が2つ逃げていったのが視界に入っていた。深追いする必要もなかったかもしれないが、ウワサの調査において進展のなかったいろははあえてその影を追いかけることにした。彼女のこの判断は後に間違っていたと気づくことになるが、今はそんなことを知るよしもない。
「あれってもしかして……?」
いろはが追いかけた先には後ろ姿のよく似た2人の少女がいた。これまで何度か対峙した魔法少女にそっくりであることに気づいたいろはは慎重に慎重に、2人に気配を悟られないようにこれまで以上に慎重に追跡し続ける。
2人が辿り着いたのは、既に片側は塞がれている廃トンネルであった。辺りに人の気配はなく、町から外れたここは差し込む光も薄くどことなく不気味な雰囲気をも放っていた。
やちよ達に連絡をしたものの、すぐさま救援に来る様子はない。この2人の動きを止められるのは自分しかいない。いろはは先んじて2人へと声をかけた。
「あなた達、ここで何やってるんですか!?」
「あら、来たのでございますね」
「また来たんだね」
「「ねー」」
「マギウスの翼……また何か企んでるんですね……」
「えぇ、今回は趣向を変えています」
「後悔しても遅いよ!」
言うが早いか2人は振り返ると同時に魔法少女へと変身した。先手を取り、いろはが変身する前に笛を構え、息を合わせて魔法を奏で始めた。
「「笛花共鳴!!」」
「………!?」
笛から奏でられる音がトンネルに反射して響き渡る。あらゆる角度から襲いかかる魔法の音はいろはの身体に異変をもたらしていた。
「あっ、あはははっ!? な、なにこれ……!!!」
この場に似合わぬ様子で突然身体を抱えて笑い始めたのはいろはであった。全身を蝕む異変は段々と現れていた。
なにかが触れているわけではない。いろはの身体に誰かが触っているわけではない。
しかしいろはの全身は無数の手でくすぐられているようなくすぐったさに襲われていたのだった。
見えない手に好き勝手に弄り回されるようなおぞましい感覚。
「あうんっ! ひゃっ…!! ダメ……!!」
どんなに身体を捩って抵抗して、暴れまわろうともくすぐったさが止むことはない。
何を隠そう、いろはの身体を襲ってるのは天音姉妹の魔法によるくすぐりなのである。
音を操り耳からダイレクトに脳にリンクすることで、いろはがくすぐりを受けているような感覚に陥れていたのだ。
直接くすぐられていなくともくすぐられているような感覚に襲われる。いろはにはとてつもなく効果的な攻撃方法であった。
現状においていろははくすぐったさにのたうち回り、天音姉妹と対峙することなど一切考えられていない。
ただただ身体に湧き上がるくすぐったさを抑えようと必死であがくだけである。
「いっひひひひひ……!!こちょこちょやめてぇ……!!!」
側から見ればいろはが勝手に転げ回っているようにしか見えないが、いろは本人は触ることのできない手で全身をくすぐられているような状態である。
耳元でこちょこちょ♥︎と囁かれながらいやらしく舐めまわされているように鳥肌が立つほどのくすぐったさ。
どんなに腋を閉めようとも窪みを直接指でこちょこちょとくすぐられている。
お腹を抑えようと撫で回されて、お臍の中までほじくられているような感覚に襲われる。
靴下に包まれている足の裏も直接素肌を触られ、土踏まずを上から下へ向かって爪でひっかかれるような強い刺激が襲ってくるのだ。
どう足掻いてもくすぐったさが軽減されることはない。見えないくすぐりに笑い悶え、制服のスカートが捲れてピンク色の下着が丸見えになっていることにすらも気づかないほどの苦しみ。目の前でパンツを見せられる天音姉妹は顔を赤くしつつ、いろはを更に追い込むための準備を始める。
「はぁっ……! あ、はぁ……」
突然いろはの身体からくすぐったさが消え失せていった。今までの事が嘘だったかのようになくなったため、いろはは状況を飲み込めずに息を整えるばかりだ。
「今でございます!!」
「あっ……!!」
月夜が巴マミ直伝の魔法のリボンを作り出すといろはを縛り上げる。
両手首を纏めると、腕を上に上げさせて無防備な状態を作り出す。
足首にはそれぞれリボンが絡みつき、いろはの脚を開脚させて尻餅をつかせる。
いろははM字開脚のような状態でパンツを見せびらかすような格好で拘束されてしまった。魔法による拘束は常人に解けるものではなく、変身していないいろはにもそれは例外ではなかった。
「つっかまえた♪ ソウルジェムは没収するよ〜」
「ま、待って!!」
「待ちません。貴女にはここで地獄のような目にあってもらうでございます」
「じ、地獄……!?」
「こちょこちょ地獄だよ♥︎」
言葉と同時に再びリボンを作り出すといろはに目隠しをする。
身体を拘束されたばかりか視界さえも闇に覆われたいろはは不安のどん底に突き落とされてしまった。
魔法少女に変身することも出来ず、身動きも取れない。なにをされるか分からない中、やちよ達の救援が早く来ることを祈るしかなくなってしまった。
「うぁあぁははははははははははははははははははははっっっ!!!!!はなしてっ!!!!くすぐったぁぁひゃああ!!!」」
「こちょこちょ〜。足の上弱いね〜。靴下の上からなのにビクビク反応しすぎだよ〜」
「こちょこちょこちょこちょ〜。敏感なのでございますね」
月咲と月夜はニーソックスに包まれたいろはの足の裏を息ピッタリにくすぐっていた。靴下越しであるとはいえ、丁寧な指遣いでいろはの足の弱い部分を的確にくすぐられては我慢しようがない。
足首を拘束されているため動かせるのは足の先だけであるが、2人は脇に抱えて固定しているため僅かな抵抗すら許さない。
「ふひゃぁぁははははは!!!そこっ!そこやだぁぁぁっ!!!」
くすぐられている部分を動かすことも許されず、無防備な状態で刺激され続ける。
その身で受けるにはあまりにも強すぎるくすぐったさであるが、いろはが笑い続ける姿は2人のSっ気を増幅させてしまう。無理やりくすぐられ、笑えば笑うほどに月夜姉妹のくすぐりはますます強くなっていく。
「はぁ……はぁ……あっ、うぅ……」
数分間にも渡って散々弄んだいろはの足の裏から月夜と月咲は手を離した。継続して送られたくすぐったさがなくなり、いろはは首をグッタリとさせながら呼吸を整えようと必死に酸素を吸い込む。
そんな疲労困憊の身体を更に追い詰めるように2人が魔法で再現して作り出したのはくすぐりに適した道具。筆やブラシ、そしてマジックハンドであった。
「まだまだ!!」
「終わらないよ!!」
「あっひゃぁぁぁははははははは!!!!!!!! ふひいいぃぃひひひひはははははははは!!!!!!」
それぞれの道具は2人のコントロールの元いろはの身体へと張り付き、思い思いにその肢体をくすぐり犯し始めた。
「ははははええええへへへへへ!!!! わきっ、ゴシゴシしないでえええ!!!!」
ブラシは制服の中に潜り込むと、拘束されたまま無防備にガラ空きとなっていた腋の窪みに到達し、その硬い毛を使って擦り始めた。
電流が走るような暴力的なくすぐったさにいろはは身体を大きく仰け反らせながら笑いだしてしまう。
今までに経験したことのないような痛みすら伴うようなくすぐったさがいろはの腋で暴れまわっていた。
「だめぇぇぇへへへへへへっ!!!!はひゃははははははは!!!!」
今までに幾度かくすぐりを受けた経験はあった。しかしそれはじゃれ合いやイタズラの範疇に収まるものであり、拒否をすることでそれからは逃れることが出来るものであった。
しかし今現在、全く抵抗を許されない状態でくすぐられているいろはに逃げの選択肢は与えられない。打開策があるわけでもなく、助けが来るまで、もしくは相手に屈服するまで地獄のような苦しみを受け続けなければならないのだ。
「くひゃぁあははははははははははははははははは!!!!!!あじがおがじぐなるぅぅぅぅ!!!!」
足の裏はとうとう靴下が脱がされ、素足のままのくすぐりを受けていた。
靴下に守られていた肌は先ほどまで抵抗していたせいか少しだけ蒸れており、そのよわよわの土踏まずにしっとりと汗を浮かべていた。
弱点マーカーのように汗が浮かんだその足の裏を天音姉妹は責め立てる。
爪を使って引っ掻くように上から下へ、右から左へ。あるいはその逆と往復するようにしていろはの土踏まずを徹底的にくすぐっているのだ。
爪の先から送られてくる繊細なくすぐったさをいろはの足の裏は敏感に受け取ってしまう。足の裏から身体中を駆け巡るゾクゾクとしたくすぐったさがいろはを襲い続けた。
「ゆ"びがぁはははははははははははははははははは!!!!!!曲げさぜっ!あははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!」
少しでもくすぐったさを和らげようと、足指をとにかくメチャクチャに動かしていたいろは。しかしそんな指が鬱陶しくなったのか、月夜と月咲の2人は魔法で輪っかをつくるといろはの足の指の根元に嵌め込んでしまった。
この輪っかに動きを制限され、いろはの足の裏は更に無防備な状態に陥り100%以上のくすぐったさが足の裏を襲う。
ピンと張った足の裏は2人へくすぐりを望むように差し出され、これ以上ないほどに無防備なまま指によるくすぐりに蹂躙されていった。
その刺激に慣れることなどなく、くすぐられればくすぐられるほど敏感になっていく足の裏に絶望するほかはない。
それだけに限らずいろはの全身はくすぐりの手に襲われ続けている。
「ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁははははははは!!!!やらっぁぁ!!!!」
制服の中に潜り込んだマジックハンドは、いろはの発展途上で慎ましいながらも柔らかな乳房を撫でるようにしてくすぐっていた。ブラジャーをも搔い潜ったマジックハンドは宝物を扱うように丁寧に丁寧に、時には揉みほぐすようにしていろはの胸をいじめている。
全身が敏感ないろは人一倍刺激に反応してしまう。本来であれば快感を得られる優しい愛撫であったが、今のいろはは極度のくすぐったさに晒されたことによって、身体への刺激全てをくすぐったさと認識していた。
ふにふに、と乳房を揉みしだかれることが上半身への激しいくすぐったに繋がり、更に笑い悶えさせられるのだ。
「あはははははははははははははははははははははは!!! ぃぎがっはははははははははっ!!!でぎぃぃひひひひひひ!!!!!はひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!はひゃあぁぁぁうぅぅっ……!!!?」
いかに魔法少女といえど、変身していなければ只の女子中学生。
地獄のようなくすぐったさに全身を襲われること十数分。笑い声がひときわ大きくなったかと思うと、糸の切れた人形のようにいろははガックリと項垂れる。
「これは……もしかしたら大手柄なんじゃ!?月夜ちゃん!!」
「環いろはを拘束してマギウスまで持ち帰れば私達の失敗も取り返せるでございます!月咲ちゃん!!」
喜びも束の間、2人の後ろには殺意と強大な魔力を撒き散らす魔法少女の姿があった。
「貴女たち……覚悟は出来てるんでしょうね……」
「あっ……ウワサを潰して回ってるヤバイ槍の人……」
「こ、降参でございます」
「アブソリュート・レイン!!!!!!」
このあと双子は捕まってみかづき荘でくすぐり拷問にかけられましたとさ。
ハッピーエンド?