女海賊と女海軍のえっちな白兵戦の続きの話し
🕑 Added 2025-12-31 15:00:00 +0000 UTC
水平線から太陽がゆっくりと姿を現す。
窓の隙間から、その強い陽光が僅かに差し込み、部屋をうっすらと明るくした。
一日の始まりだ。
ジェナは隣に寝ていたホビタを見やる。
勿論、ホビタも目を覚ました所だった。
二人は揃ってうーんと背を伸ばし、元気に立ち上がった。
先ずは、今日の食料の確保かな。
そんな風に考えながら連れだって自分達の家を出る。
その姿は、一面で家族のようにも見える。
しかし二人の正体、過去を考えるとこれは驚くべき光景だったろう。
ジェナは女海賊、そしてホビタは女海軍だった。
海賊と海軍は、海の秩序と自らの利益、それぞれの自由をかけて鋭く対立する関係だ。
事実この二人が乗っていた船は、二年前に激しく戦い、そして共に遭難してこの島に流れ着いてしまったのだ。
元来無人であったこの島で、女海賊と女海軍はなおも戦おうとはしたのだが、協力しなければ生き残れないのではないかという理性がブレーキをかけた。
両陣営は、それでも自分の方が優越だと考え、相手に首縄をかけ、逃げ出さないようにと互いの首縄同士も結びつけ合った。
冷静に考えれば、この孤立した狭い無人島で一体どのように逃げるのかとも思えるのだが、漂着直後は興奮もしていてそんな事を考える余裕すらなかったのだ。
最初こそ互いに縄を手放さず、互いを睨み合い、監視し合っていた女海賊と女海軍達だが、それも一週間、一ヶ月と経つと、そんな緊張感を維持できなくなっていった。
互いの首に縄を掛け合った百組二百人の女海賊と女海軍の中には友好的……とまではいかなくても「敵対的ではない」という関係へと進むもの達も出始めた。
ジェナとホビタは、比較的早期に対話を開始した内の一組だった。
元々の比較的明るい性格から、始終一緒にいる相手に鋭い敵意を持ち続けられなかったのだ。
ジェナ「……まずは、雨風をしのげるようにしようか」
ホビタ「そう……だね」
二人は、他の女海賊、女海軍達とも協力してこの島で最初の建物を作った。
屋根を作り、その下をパーティションでいくつかに区切って申し訳程度のプライバシーを確保した。
それは、久しぶりの文明的な環境で、女海賊、女海軍の別なく歓声が湧き上がった。
そして、その夜には各パーティションの向こうから女達の嬌声が聞こえ始めた。
それまで岩陰、草むら、座礁した母船などでしか行為ができず落ち着かなかった女達は、久しぶりに屋根のある環境での性行為に昂ぶった。
そして、薄い壁の向こう側から聞こえてくる声が、また他の女達の行為を加速させる。
この瞬間、女海賊と女海軍はペア毎に協力して、自分達こそ最も気持ち良い行為をしていると隣のペアと競い合っているかのようだった。
到底、元来の目的から遠く離れている。
実際、翌朝になればなんでこんな事をと頭を抱えるペアも多かった。
しかし、この夜の女達の昂ぶりは抑えが効かなかった。
屋根がある、プライバシーがあるという環境にはそれ程の価値があったのかも知れない。
ジェナとホビタは、最初こそそんなつもりではなかったのだが、両側から聞こえてくる嬌声の響きに誘われて、互いの胸を柔らかく揉み合っていた。
ジェナ「みんな、凄いね……」
ホビタ「うん、なんか……凄い」
圧倒され、語彙力を失いつつもジェナとホビタは探るようにして柔らかな愛撫をしている。
掬い上げるように胸を揉み、その頂点を人差し指と中指で挟み、少し捻る。
ジェナ・ホビタ「ふぅ、ん……っ!」
鼻にかかった控えめな嬌声。
しかし、それは他の女の嬌声よりも遥かに興奮する声だった。
さっきまでモジモジと擦り合わされていた太腿同士を押し付け合い、そして健康的な肉付きの脚同士を絡め合う。
潮風にさらされ、そして生きるためについた筋肉は、やや硬さを感じる感触。
その硬さ、いやしなやかさを互いに感じると、手は互いの衣服を捲っていく。
実際的に衣服が貴重であるという点もあって、二人は服を汚す前に手早く互いを裸にし合う。
もちろん、言い訳だ。
しかし、その言い訳がまだ必要な時期だったのだ。
全裸に首縄をかけた状態の互いを至近に見、そして抱きしめ合うと言いようも無いゾクゾクとした快感が背筋を駆け上がる。
女海賊と女海軍の集団戦闘の後、両陣営は互いを下と、所有物と、性奴隷と見做し合っている。
互いの身体を絡め合うのは、もはや日常のはずなのにやはり環境が違うということが二人の興奮を加速させていた。
ジェナの指がホビタの股間に触れると、その濡れ方は普段とは一段違うものだった。
ジェナ「なんだ、ボクの指を待っていたの?」
その台詞は、どこかからかうような言葉だったが、その声音は全く違う。
むしろ、そうだと言って欲しいと願うような声に、ホビタには感じられた。
ホビタはジェナの言葉に返さず、自らの指をジェナの股間に当てることで答えとした。
ホビタ「キミの方こそ、ボクの指を期待していたんじゃないの?」
それは、互いに「行為」をすることを改めて了解する宣言にも似ていた。
ジェナの指はドロドロに滑るホビタの陰唇の中へと、そしてホビタの指はドロドロに滑るジェナの陰唇の中へと侵入していく。
ジェナ・ホビタ「ぅんぁっ……っ!!」
準備は万端だった二人の陰唇に挿入された指は、この一年でどこを掘れば宝があるがを完全に理解している。
しかし、あえて焦らし、その時間を楽しむようにわざわざ「急所」を外しての刺激をする。
指の腹で撫で、爪先で少し掻くように与えられる刺激。
それは、長い間に互いの身体を熟知したが故に強烈で、あまりに的確だった。
Gスポットへの直接的な刺激は無く、しかしそれへの期待だけで絶頂してしまいそうなほどに開発されているジェナとホビタ。
しかし、刺激を受ける方が開発されているのなら、刺激を与える方の習熟も大したもの。
まもなく達してしまいそうだと感じ取ると、ピタリと指の動きを止める。
ジェナ「こ、の……っ!!」
ホビタ「く、ぅ……っ!!」
悔しそうな顔を向け合う。
もちろん、この先にタダでは進ませないという意思表示ではあったが、自分自身も同じように試され、二人は自分を棚上げして苛々とする。
おねだりをすれば、直ちに絶頂させてくれるだろう。
だが、そんな行為……おねだりをするという行為などできない。
女海軍として女海賊に屈するわけにはいかないし、
女海賊として女海軍に屈するわけにはいかない。
表面的にはそのように強がっても、お預けを食らった状態の陰唇はそれ程我慢強くない。
次の刺激を求めてはしたなくうねり、そして腰は切なさのあまり相手の指、手に陰唇を押しつけるかのように動いてしまう。
自分の意思から離れたかのようにモジモジと動いてしまう身体。
それがわかっている分、二人の悔しそうな表情に拍車がかかるのだ。
ジェナ「ほら、おねだりしてみてよ」
ホビタ「ボクの指が欲しいんでしょう?」
そう挑発し合うとますます苛々としてくる。
この女と身体を重ねて、一年ほど。
やることが他に無いこともあって、かなりの頻度で互いの身体をむさぼり合い、犯し合ってきた。
だから、もう少しでこの相手が屈することはわかっている。
今まで数え切れないほどの互角、引き分け、相打ちを繰り返してきた。
今日こそ勝つのだ。
そうすれば、この屋根と壁とで区切られたこの空間の中での優劣が決まる。
きっと、一度決まった優劣はなかなかひっくり返せないだろう。
絶対に勝つ。勝つ。勝つ!!
ジェナ・ホビタ「ふ、ぐぅ……っ!!」
執念だけで相手におねだりをさせようとしている二人。
だが、自分自身の身体の熱についてもなかなかの大きさに膨れ上がっている。
少し身体が落ち着けば少しだけ膣を撫でられ、絶妙に絶頂の直前を維持されている。
口が少し開き、お願いという言葉が漏れかけ、必死に口を閉じる。
歯を食いしばり、快感をこらえ、おねだりを我慢する。
だが、もう無理だ。
限界だ。
ジェナとホビタは、何か言いたげな唇をキュッと結び、そして意を決したように押し付け合い、そして唇を開いた。
そこに舌が突き入れられ、ディープキスとなる。
何も言葉が紡げなくなった状態で、ジェナとホビタの指は強く互いのGスポットを擦り上げた。
ジェナ・ホビタ「ふむぅうううううううううううううっ!!!!」
このあたりが二人の落とし所なのだろう。
互いにおねだりすることも挑発することもできない状態にし合って、舌を絡め合って、そして膣を一気に刺激し、絶頂に導く代わりに絶頂に導いてもらう。
こうして、結局この日も相打ち、引き分けを重ねただけになってしまった。
ジェナ・ホビタ「ぷはっ!! ……、はぁ、はぁはぁ……」
十分に身体を痙攣させ、絶頂を味わった二人はようやく唇を解放した。
そのまま並んで仰向けになり、天井を見上げていた。
ジェナ「また引き分けか……」
ホビタ「まあ、良いさ……。次こそ犯し潰してやるよ」
ジェナ「言ってな」
やはり高揚していたのだろう。
普段よりも軽い口調で言い合い、二人は久しぶりに屋根の下眠ったのだ。
それから一年ほどの間、二人は数え切れない数だけ身体を重ね合わせ、同じ数だけの同時絶頂と引き分けを重ねてきた。
どんなに犯し合っても、どうしても決着がつかないのだ。
そんなことをしているうちに、二人の身体は互いが同時に絶頂することに自体にさらなる興奮を覚えるようになっていった。
他の誰でもない、この相手でこそ最高の絶頂を味わえる……。
歪んだ性癖といえるかも知れない。
あるいは、互いの好意が確認できれば純愛と言えるかも知れない。
しかし、二人はあくまで敵対的な関係のまま犯し合い、しかし勝敗がつかないという状況に興奮するようになってしまっていたことを考えれば、やはり歪んでいると言った方が良かっただろう。
しかし、ジェナとホビタ以外の九九組一九八人の女達が全く同じ性癖になっていたこの島において、その異常さを自覚することなどできるわけも無かった。
この島に作られた建物は、複数ある。
もちろん二〇〇人分の建物だから、あちらこちらに点在する格好になっていた。
エリンとエルバは、比較的森に近い場所に作られた家の一つだ。
ここから出てきた二人は、他の仲間のためにも少し多めの食料を確保しようと森に入っていった。
正に南国であるこの島で食料には全く困らない。
豊富な木の実、果物類を採取する。
すぐに食べるのだから、しっかり熟したものだけ。若い実を慎重に避けながらこの日の収穫を終え、家に帰ろうかと言うところだった。
エリン「少し、喉が渇いたかな」
エルバ「そうだね。少し、ね……」
二人の表情に少し意味深なものが浮かぶ。
それは、この二人の間にだけ通用する隠語のようなものになっていた。
エリンとエルバは、それぞれ収穫したものを脇に置くと、服を脱ぐ。
そこに現れたのは、ドンと突き出された巨乳だ。
二年前に相争った時ですらKカップあったその巨乳は、今ではLカップほどに成長していた。
正直に言えば、陸よりも栄養状態はアンバランスのはずなのだが、体質なのかエリンとエルバの乳は健やかに成長していた。
そして、その乳房の成長は、大きさだけに留まらなかった。
フワリと香る、母乳のにおい。
エリンとエルバが、その胸の頂点を突き合うと、じんわりと白いものがにじみ始める。
二人は、妊娠もしていないのに母乳が出るようになっていたのだ。
そのズッシリとして重い相手の乳房を下から支え上げ、掬い上げるようにして持つと乳首は目の前にまで迫る。
相手の左乳首を咥え、唇で柔らかく抑え、吸い上げると母乳は勢い良く口腔に流れ込んでくる。
エリンの口に流れ込むエルバの母乳、
エルバの口に流れ込むエリンの母乳。
その母乳は、脳を灼くような独特の甘味が感じられる。
もっと飲みたい、ずっと飲んでいたい。
彼女たちの母乳は、互いにとってのみ中毒性すら感じられるようなものになっていた。
エリン「エルバは、私の性奴隷。私専用のミルクサーバーなんだからもっと出しなさい……っ、んんんんっ!!」
エルバ「エリンは、私の性奴隷。私専用のミルクサーバーなんだからもっと出しなさい……っ、んんんんっ!!」
互いの身体の支配権を主張し合う女海賊と女海軍が、お互いに命令し合う。
左の乳首からミルクを飲む間にも、右の乳首を捏ねて刺激することは忘れない。
しっかりとほぐされた右乳首を咥えると、再び母乳を飲み始める。
それぞれの母乳が、互いの身体を介して循環しているかのように、ぐるぐると巡る。
エリンの喉の渇きはエルバの母乳に癒やされ、
エルバの喉の渇きはエリンに癒やされていく。
しかし、十分な量の母乳を飲んだとしても、もはや火がついた二人が行為を止めるわけもない。
二人は、いったん乳首から離れると、その地面に身体を横たえ、互い違いになるようにして、互いの胸の谷間に顔を埋める。いわゆるおっぱい69の体勢だ。
そうして、まずは互いの胸の谷間にある、相手のエロチックな濃厚体臭を肺一杯に満たす。
エリン・エルバ「ふぅ……んっ」
ゾクリと体が揺れる。
しっかりと互いの匂いに脳を灼かれつつ、改めて互いの乳首を口に含む。
この体勢なら相手の左右、両方の乳首を口に咥えることができる。
二倍の量が飲め、そして二倍の快感を与え合うことができるという理由でこの体勢は二人のお気に入りだ。
エリン「ふぅ、ん……んぁっ」
エルバ「んんっ、ぅんぁ……」
この二年で、二人の身体は互いに対して最適化されていた。
エリンの望みにかなうようにと、エルバの乳房は成長し、乳首は敏感になり、母乳を出すようになっている。
エルバの望みにかなうようにと、エリンの乳房は成長し、乳首は敏感になり、母乳を出すようになっている。
それぞれの女体は、互いに媚びるように、もっと愛してもらえるようにと成長していた。
調教ともいえるかも知れない。
その点において、エリンはエルバの性奴隷であり、エルバはエリンの性奴隷だった。
その成果を堪能しつつ、堪能されるのだ。
双方の熟れた身体からすれば、最高の快感、最高のご褒美だ。
成熟した巨乳女海賊の身体と、成熟した巨乳女海軍の身体としてではなく、
愛し合う女の身体同士として、その相性は最高のものだった。
無尽蔵に湧き出す互いの母乳に溺れそうになりながら、その最高の飲み物を飲み合う二人。
しかし、これで終わりではない。
おっぱい69の体勢から徐々に身体をずらし、互いの股間を覗き込むように移動する。
目の前には、すっかり潤っている敵の陰唇。そこにエリンとエルバは舌を落とした。
二人は自らの意思で相手の股間を舐めているのだが、心のどこかでマゾヒスティックな快感がちらつく。
海賊である自分が、海軍の股間を舐めて奉仕している。
海軍である自分が、海賊の股間を舐めて奉仕している。
それはこの二年間という時間の間に互いを調教し合ったその結果、成果だったのかも知れない。
互いに母乳を捧げ合い、互いに愛液を供給し合うという屈辱が気持ち良くなってしまっているのだ。
なお、二人が互いの股間を舐め合うという体勢を取り、互い違いに互いを抱きしめ合っている格好だが、このとき双方の乳は互いを下側から押しつぶし合っていた。
乳の上側は抱きしめる関係で絞られ、また腕があるため横方向にも逃げられない。
乳肉は自分から見れば下側、腹の方に逃げるしか無い。
両者の乳房がもう少し小さければそれでも問題なかったかも知れない。
しかし、二人はすでにLカップ程もある巨乳。下方向に逃げた乳肉同士がぶつかり合い、互いを押し上げようとし合っていた。
結局エリンとエルバの身体の間はみっしりと肉がつまり、互いを押しつぶし合う状況。
これ以上無いほどの密着は、マゾで敵同士の二人が愛し合うという状況においては効果的に快感を生み出していた。
これまでかなり頻繁にこの体勢にはなっている。
それでも、二人は毎回新鮮にこの快感を受け取るのだ。
互いの肌の感触、奉仕する屈辱、みっしりとした肉の密着、何もせずともあふれ出る母乳の熱さ。
全てが二人に幸福感を与える。
エリン・エルバ「ふっぐぅうううっ、んんんんっ!!!!」
快感の波の翻弄され、自らの身体に進んで本能に支配された二人は予定調和のように同時に達した。
ブシュッとあふれる潮も口で受け止め、咽せそうになりながらも飲み干す。
ゾクゾク、ビクビクと身体をわななかせ、絶頂したことを全身で伝え合うエリンとエルバ。
はぁ、とため息をつきながらようやく互いの股間を解放した二人。
疲労感、開放感、達成感の混ざった感情で仰向けに転がる。
そのまま二人は言葉少なく、眠りに落ちてしまった。
これが、ある面で最も幸福な姿の一つなのかも知れない。
そう思わせるようなエリンとエルバの寝顔だった。
女海賊の船長アデルと、女海軍の船長アリタの関係は、おそらく一〇〇組の海賊・海軍のペアの中では険悪の部類だろう。
遭難というこの状況に陥ってしまったという責任感は、二人の船長に重くのしかかっている。
自分の指揮が悪かったのか、作戦がそもそも良くなかったのか。
相手が悪かったのか。
そうだ、この相手でなければこんなことにはならなかったのに。
そう思ったことは一〇回、二〇回では済まない。
二人の性格からすれば、ここまで思うことは珍しい事だった。
それ程までに、この状況を受け入れられていないとも言える。
だからといってリーダーの仕事を放棄するということも無かった。
互いを監視し合いながらも、まずは一〇〇組二〇〇人の安全と生活を確保した。
といっても、アデルとアリタはおおよその方針と重大な決断をするくらいで、そのほとんどは部下達が自発的、計画的に生活の場を整えていった。
やや時間を持て余すようになったアデルとアリタは、なおのこと互いに対する苛立ちを募らせることになった。
その苛立ち紛れもあってか、アデルとアリタは互いの身体を攻撃的に責め合うようになった。
この日もこっそりと座礁した船に戻ると、アデルの船長室で至近ににらみ合う。
アデル「……」
アリタ「……」
言葉は無い。
互いの首にかけた縄で、自動的に互いの顔は接近している。
瞳の奥までにらみ合っている二人には、殺気とまでは行かずとも、不甲斐ない自分への怒りと相手へ責任転嫁したいという気持ちの混交した苛立ちが揺らいでいる。
二人は、フッと短い息を吐くと、身体を大きく右によじり、そして思い切り互いの乳房をたたきつけ合った。
バツンッッ!!
助走があまり無かったせいか、音は大きくない。
しかし、それでもしっかりとした乳房の重みを、乳房で感じられるバストフック同士のぶつかり合いだった。
アデル・アリタ「づっ……!」
痛みの程度は、以前より大きくなっている。
二人はこの二年間の間に延々と戦い合い、その結果互いを調教、育成してしまったようなものだった。
アデルがアリタに特化したレズバトルファイターになり、
アリタがアデルに特化したレズバトルファイターになっていたのだ。
互いの手の内は完全に理解し、次に何をするかを高精度で予測できる。
身体もより相手を圧倒するように豊かで攻撃的な身体になっていく。
これは、全ての女海賊と女海軍に共通した傾向ではあったが、アデルとアリタは特にこの傾向が強かった。
以前より乳房の大きさは大きくなり、エリンとエルバにも引けを取らないLカップへと成長を遂げ、一方で余計な肉はそぎ落とされ細い腰が印象的だ。
しなやかな筋肉と、女性らしい豊かさを兼ね備えた、互いにとってもっともエロチックに誘惑する淫魔のような存在へと成長していたのだ。
実は、この互いが互いの淫魔ののようになってしまったことも苛立ちの一部だったかもしれない。
互いを首縄で結びつけあった状態で性的に我慢ができなくなっているのだ。
叩きのめしたい。
明確に上下をわからせたい。
自分の性奴隷として、自分にだけ奉仕してほしい。
そんな、仄暗く、抱いてはいけないと本人が思うような欲望が湧き上がるせいで、それがますます苛々の原因となっているのだ。
その気持ちを乗せるように、今度はさらに勢いをつけて上半身をひねり、乳房を叩き付け……バストフックをぶつけ合う。
ヅバァアアン!!
今度は先ほどよりも勢いの乗った、激しい音響。
痛みも強いが、しっかりとした手応えもあった。
その後も幾度となく互いの乳房を叩き付け合うアデルとアリタ。
右へ、左へ、上から、下から。
互いの乳房を乳房で叩き合う闘乳は、しかしというべきか、やはりというべきか全く優劣がつかない。
これもいつものこと。
この相手はこの程度では値を上げない。
二人は限界まで身体を離し、そして正面から乳房同士を押しつけ合った。
アデル・アリタ「ふぐぅうううううううううううっ!!」
正面からぶつかり合うLカップとLカップ。
大きな質量を持った乳肉同士がギリギリ、ギシギシと軋むほど互いの乳肉を抉り合う。
互いの身体、そして両腕で逃げ場を失った乳肉は正面から潰し合うしかない。
余りに強力な圧力を互いに掛け合い、相手を押し潰そうとする単純、原始的な力比べ。
アデル「潰れ、ろ……っ!!」
アリタ「負ける、かぁ……っ!!」
二人の額に汗が浮くほどの激しい戦い。
乳首の先からは強い圧力に負けて、いずれとも無く母乳が溢れ始めた。
アデル「気持ちいいのだろう……?」
アリタ「おまえの方が、ずいぶん溢れさせているようだが……?」
アデル「アリタには負けるさ、この淫乱……っ!!」
アリタ「良いから潰されろ、この好色アデル……っ!!」
しかし、そんな罵り合いも不意に、そして強制的に止められる。
アデル・アリタ「ひゅっぐぅううっ!!」
目を見開いてガクンとアデルとアリタの身体が揺れ、巨乳が波打つ。
アデル・アリタ「また、か……、ぁっ!!」
見れば、アデルとアリタの胸、その頂点が密着している。
いや、ただ密着しているだけではなかった。
アデルの右乳首にはアリタの左乳首が嵌まり、
アリタの右乳首にはアデルの左乳首が嵌まっていた。
万年筆のキャップがしっかりと嵌まるように、乳首に乳首がぴったりと突き入れられているのだ。
そして、これは本人達が「また」というとおり初めてのことではない。
これまで幾度となく身体を重ねる内にいつしかかみ合うようになってしまったのだ。
自分の乳首だけが相手に突き刺さっているのならまだ良かったのだが、相互に突き刺し合う状況は、正に互角の二人らしい状況である。
いずれも有利でも不利でもない乳首相互挿入という状況は、二人の胸同士の性向としては始まりでしかない。
先ほどまで溢れ出ていた母乳は当然ながら、挿入した相手の乳房の中に流れ込む事になる。
アデル・アリタ「熱いぃいいいいいいいいい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛っっ!!」
挿入された乳腺に流れ込む相手の母乳。
それは、自分自身の乳腺の温度とは別の液体であり、別の温度を持っているという感触を乳房に意識させる。
ジワジワと流れ込み、木の根の様に乳房全体に広がっている乳腺一本一本に広がっていく。
まるで染み込むように相手の母乳が自分の乳房を満たしていく。
そして、ついには母乳を作り出す場所、乳腺葉にまで達してしまう。
乳房の奥底にまで完全に相手の母乳に侵入されてしまったのだ。
屈辱にも似た快感が、乳房を満たし、上半身を満たして脳天にまで至る。
アデルとアリタの頭の中、特に額の裏側でバチバチと快感が弾けているような気がする。
アデル・アリタ「ぅお゛ぁ゛っ!! ぅう゛あ゛あ゛っ!!?」
乳房の全てを隅々まで母乳で強姦し合う二人の脳内でその嗜虐性と被虐性がぶつかり合って、ぐちゃぐちゃに混ざる。
自分の乳房が犯される快感と、犯される快感のどちらで絶頂を極めようとしているのかも分からない。
瞳が上に向き、半分白目を剥いてしまったような状態での悶絶。
この乳房を直接内側から犯される感触、脳を直接灼くような快感はどうしても慣れることができず、毎回毎回正気を失ってしまう。
アデル・アリタ「うぐぁっ、ぉお゛あ゛!!!!」
その刺激はアデルとアリタを悶絶させるに十分。
思わず身体が仰け反ったことが良くなかった。
何しろ二人の首縄同士は結びつけられた状態。
さらに乳房同士も連結した状態なのだ。
この状態で背を反らそうとしてしまったために、結果的に互いの下半身が互いに向かって突き出す格好になってしまったのだ。
そして、それは下腹部を密着させ、そして陰唇同士をぶつけ合う状態になってしまった。
漂流する前からほぼ毎日のようにしてきた貝合は、いとも簡単に二人を次の絶頂へと導いた。
アデル・アリタ「ああああああああああああああっ!!!!」
毎日一回以上の貝合をして勝負を重ね、相討ち引き分けを繰り返してきたアデルの陰唇とアリタの陰唇は、互いにとって余りに効果的な最終兵器へとチューンされていた。
アデルの陰唇はどのようにぶつければアリタを絶頂させることができるか理解していたし、
アリタの陰唇はどのようにぶつければアデルを絶頂させることができるか理解していた。
一撃必殺の陰唇同士が触れ合い、そして両者は同時に果てた。
ブシュブシュ!!
潮が噴き出し、それが相手の陰唇、膣の中へとたたき込まれる。
そして、その潮すらも互いの膣を絶頂させるに最適化されていた。
アデル・アリタ「ああああああああっ!!!! んぉおおおおおおおおおおおっ!!!!」
速やかに次の絶頂へと自動的に連鎖してしまう。
そして、こうなってしまえば、アデルとアリタが意図的に絶頂の連鎖から抜け出そうとしない限り、両者の身体は互いを強制的に絶頂させあう暴走性交装置となってしまう。
お互いが、そうなるようにとこの二年間で徹底的に調教し合ってしまったのだ。
互いとの性交に最適化されたアデルの身体とアリタの身体は、アデルとアリタが快感に翻弄され思考がまともにできない間も、勝手に、全自動に、強制的に互いを刺激し合う。
白目を剥き、何かに突き動かされるように身体が勝手に上下に揺れる。
乳房が大きく揺れ、波打ち、その内側で互いの母乳を往来させる。
陰唇が擦れ合い、密着した膣の中に愛液を流し込み合う。
理性を手放した二人は互いの唇を奪い合い、その口腔を犯し合いながら、脳で処理できる量を超えた快楽を押しつけられる。
その状態でアデルとアリタは身体を揺らし続け、毎分ごとに絶頂を極めるという苦しくも最高の快楽に翻弄され続けた。
何度絶頂したかなど数えられる量を遙かに超えるほどの絶頂を繰り返し、とうとう二人は完全に意識を失い完全に身体の動きを停止させた。
これが、この島の日常。
これが、この二年間に繰り返された日々だった。
この後も何年も、十年、二十年と身体を重ね続ける女海賊と女海軍達。
互いを徹底的に犯し合い、強姦し合い、敵対的であり、友好的であり、あるいは将来的に恋人同士のような関係に進む者達。
様々な意味で「パートナー」という関係になる女達。
互いを閉じ込める牢獄という名の楽園での生活は、このようなものだった。
きっとその気になれば船を修理し、あるいは新しい小舟でも作り少しずつ島の外へ出ることも可能であったろう。
しかし、一〇〇組二〇〇人の彼女達は、互いに閉じ込め合うこの環境を進んで選択していた。
淫靡で堕落した、毎日性交に明け暮れる生活。
女海賊と女海軍達の互いの未来と身体と精神を捧げ合った生活はこれからも続いていく。